教育委員会を傍聴しませんか!

2007年1月15日 11時21分 | カテゴリー: 活動報告

昨年12月15日に可決された教育基本法改正案は、12月22日に公布・施行されました。重要な法律であるにも関らず、周知する期間もおかずに施行するのは、来年度の4月からの教育体制に反映させるためであることが、教育委員会の動きでわかります。
練馬区では、昨年12月22日の教育委員会で、協議案件として「平成19年度練馬区教育委員会教育目標について」が提案されました。教育基本法が変わったことを踏まえて教育目標を議論するようです。文科省も関連法案の変更を急ぎ、次回国会の議案にすることが報道されています。
教育委員会は、議案として審議し、決定してはじめて公表します。教育基本法が変わってしまったために、教育行政の主導で行われるように変わってしまいました。私たち市民の主権を発揮するためには、決定過程をチェックし、意見反映されるようはたらきかけていくことです。憲法で保障された「国民主権」「基本的人権の尊重」「思想信条・表現の自由」「戦争放棄」などが守られていけるのか、子どもたちだけでなく、生涯学習の対象であるおとなの問題でもあります。区民の皆さん、教育委員会を傍聴しませんか!
日程と話し合われる案件についてはホームページをご覧ください。
http://www.city.nerima.tokyo.jp/gakkou/iinkai/iinkai.html#nittei

防衛庁が防衛省になり、自衛隊の海外派遣が本来業務になってしまいました。教育基本法が変わり、愛国心教育が可能になりました。学校を利用して家庭や地域への意思統一の流れも作りやすくなっています。
戦前・戦中には、軍隊による戦争を支えるために、国のために命を惜しまずとの愛国心教育が行われ、靖国に奉り天皇が参拝することによって神聖なものとし、戦死を正当化するしくみがあったと先日の「憲法学習会」で聞き、非常に危機感を感じました。
憲法は国民主権を守り、市民の命、財産、生活が、国家権力によって踏みにじられないように歯止めをかけるためのものです。9条第2項の戦争放棄を維持するとともに、公共の福祉が公の秩序に変わらないよう情報に注意し、よく考える必要があります。
地球規模で平和を考えるとき、温暖化による異常気象、環境破壊、エネルギーや食料の問題など多くの課題があります。私たちにできることは何か、地域でできることは何か、一緒に考えていきたいと思います。