全国学力調査は問題あり!

2007年4月3日 12時15分 | カテゴリー: 活動報告

朝日新聞朝刊に「答案、小6も無記名—学力調査 個人情報配慮し番号に」の見出しで、文部科学省が行う全国学力調査についての記事が掲載されました。答案の回収・採点を民間企業で行うことから「個人情報保護の点から問題」との指摘が相次ぎ、名前を書かずに番号を記入する方式も認めることを明らかにしたことが書かれています。

「練馬区情報公開および個人情報保護審議会」でも委員から個人情報の取り扱いとして審議会に報告もなく、学習状況調査の内容や記名式で行うことに対して問題提起があり、意見交換をしました。「氏名記入の必要性があるとは思えない」「氏名を記入して学習状況調査に回答することには問題がある」「子どもたちに自己情報の公開について拒否することが認められていない」「収集の流れや誰の目に触れる可能性があるのか明らかになっていない」などなど問題点が指摘されました。

東京都や練馬区でも別々に学力テストや状況調査が行われていますが、学力調査を行うことそのものに必要性がないと思います。
学校ごとの平均正答率を公表、比較され、競争をあおることが子どもたちのためになるとは思えません。学級人数を減らしたり、教員を増やすなどして、ひとりひとりの子どもの学習状況に応じて、きめ細かな対応をしていくことが必要ではないでしょうか。
また、学校における個人情報保護については、連絡網や名簿をつくらないことではなく、教職員の個人情報保護に対する意識や文書・パソコンデータの管理状況、セキュリティ対策は万全かといったことではないでしょうか。

学力調査について事前に保護者に説明されているのでしょうか。保護者のみなさんに知っていただき、学力調査の問題点について学校と話しあってほしいと思います。