「小中一貫教育校をどう考えますか」

2008年1月7日 17時44分 | カテゴリー: 子ども・教育

練馬区の小中一貫教育校の設置に向けて「基本的な考え方」が検討されています。小中学校の保護者や校長と教育委員会事務局で構成する「練馬区立小中一貫教育校推進委員会」が、10月30日から3回開催され、2月7日の第6回で答申をまとめる予定で検討が進められています。

新長期計画に定めた2011年に1校の開設を目標に検討が進められています。
小中一貫教育によって、中学校入学後の環境になじめず、不安やストレスで不登校につながっていくことを解消することを目的のひとつにしています。
公立学校全体での学力の定着や生活面での「生きるちから」をどう育てていくのかについて、十分検討されていません。そんな中、特別支援教育の本格実施や二学期制の導入、適正配置による統廃合、中学校の学校選択制の検証など課題は山積しています。
児童・生徒や教職員をおきざりにしたままの議論で進んでいくことには疑問があります。

小中一貫教育校推進委員会を2回傍聴しましたが、小中連携のメリット、デメリットの検証、開かれた学校づくりを進めていくための取り組みなど重要な課題について、議論がされていないように受け止めています。
答申が出た段階で区民意見募集を行うとしていますが、基本方針の段階ではわかりにくく、意見も出しにくいものです。実施計画案になって異論が出たときに、基本方針が決まっていますと押し切られてきたことがたくさんあります。

1月9日の9時半から教育委員会室で第4回の小中一貫教育校推進委員会が開催されます。ぜひ、傍聴してみてください。
小中一貫教育の成果を検証したうえで、小中一貫教育校の増設についても検討することが基本的な考え方の中で示されています。お子さんの通う学校が対象校になることも可能性はゼロではありません。小中一貫教育校にたいする疑問や意見がありましたら、生活者ネットワークまでお寄せください。