外環に関する質問に国土交通省はゼロ回答

2008年11月20日 10時29分 | カテゴリー: 外かく環状道路

沿線6ネットが協力して、市民政策円卓会議を開催しました

外環道の沿線7区市のうち、三鷹市を除く6区市で生活者ネットワークが活動しています。今まではそれぞれの地域で、住民と活動をしてきましたが、東京都の事業化への圧力が強まる中、国に対してアクションを起こそうと円卓会議を開催しました。

コーディネーターは、大河原雅子参議院議員、同席議員は保坂展人衆議院議員(公共事業チェック議員の会)、山下八州夫参議院議員(国土交通委員会所属)。国土交通省からは、都市・地域整備局都市計画課淡中補佐、道路局企画課西川課長補佐、道路局有料道路課松本課長補佐が出席しました。

円卓会議は、市民からの問題提起について、担当省庁と意見交換をする場です。今回が47回目で、初めて事前に文書で回答が無かっただけでなく、当日も口頭での回答で、一切資料が出ませんでした。

それでも、各地域で活動している住民が一同に会して意見交換できる貴重な場でした。国交省の回答はあいまいで、データの根拠がまったく無いことがあきらかになりました。費用対効果の基礎データになっている事業費用の予測1兆6千億円の算出根拠が無かったのです。過去の事業実績から予測したとのことで、積算をしていなかったのです。「資材の高騰を勘案すると費用は1.7倍になるのではないか」「外環の2の都市計画が残っているのだからその事業費も含めて費用対効果をだすべきではないか」「マイナス要因による負担増も考慮すべきではないか」などの質問に一切答えられませんでした。しかも、どの部署が、誰がこの金額を算出したのか、答えられなかったのです。

あまりの準備不足、「適切である。検討する。現地に伝える。手持ちのデータが無いので持ち帰らせてください。」不誠実な回答で不信感はいっそう募りました。

世田谷区長が「来年、着工する」と公言したとの報告もあり、確認が求められました。道路整備ありきで、税金の無駄遣いを続けていることを明らかにしていく必要もあります。
新たな質問も含めて、質問主意書とすることなど、生活者ネットワークの外環ネットで検討していきます。