平和台保育園の事業者選定について

2009年12月29日 16時10分 | カテゴリー: 活動報告

園長候補者の再評価が行われます

平和台保育園の事業者選定について、広島県三次市から委託されている保育園で重油流出事故があり、危機管理について市から指導を受けていたことを知らずに選定したことがわかりました。

選定前の調査では、委託園だけを見て運営が良好との判断をしていたのです。委託を前提とした調査なのだから、三次市の担当課の評価も聞くことは当然と考えていましたが、行われていませんでした。再調査が必要となり、担当課長2名が、現地で市の担当者に話を聞き、保育園の状況を確認しに行きました。

12月21日に選考委員会があり、事故の調査報告が行われました。「事故後の対応がきちんとなされていた」「ボイラーは古く、安全装置が無かったなど施設管理の責任者であるし側の責任もある」と報告し、選定委員からは特に問題視する意見が無かったと聞きました。
今回のことは、合計1225点中320点を配点されている「現地調査による審査」が適正であったかどうかが問われる問題です。また、提案書による審査には危機管理対策に「過去に重大な過失(死亡・後遺症が残る事故)や何らかの事故等を起こしていないか」を評価基準としています。募集要領を見た限りでは、事故があったかどうか報告する項目は見当たりません。選定のあり方が問われる問題です。

さらに、園長候補者が病気になり職務につくことができないため、新たな園長候補者に交代したいと申し出があったことも報告され、園長候補者の再評価を行うことが決まったそうです。12月28日までに候補者の申請があり、来年1月の前半で選定委員会による再評価が行われます。このように急いで、本当に公平、公正な判断ができるのでしょうか。委託ありきでなんとか事業者を決めたいという区の姿勢が透けて見えます。新たな園長候補者が評価基準に満たない時は選定を取り消し、該当なしとなることもありうることを確認しました。一度決めたことを白紙に戻す英断ができるのか、区の子どもの保育環境に対する姿勢が問われます。

この間の選定の経過や営利優先の企業であることなど保護者は不信感を募らせているようです。光が丘第八保育園の二の舞になることは避けるべきで、選定を取り消すべきと考えます。