図書館の指定管理者導入の拡大は拙速

2011年5月25日 11時48分 | カテゴリー: 子ども・教育

大泉学園中学校で開催された出前教育委員会を傍聴しました

議案『「練馬区立図書館条例の一部を改正する条例」の制定依頼について』が提案され、説明がありました。大泉、貫井、春日町、練馬の4館の委託期間が今年度末までなので、検討を行った結果、大泉、貫井、春日町の3館に指定管理者を導入することに決めたと光が丘図書館長から説明がありました。併せて、貫井と春日町は駅に近いので、開館時間を2時間延長するなどの説明もありました。

12ある図書館で南田中図書館に指定管理者が導入されていますが、新設時の導入だったので条件がまったく違います。にもかかわらず、メリット・デメリットを比較するでもなく、社会教育施設に指定管理者を導入することの是非も議論されませんでした。指定管理者への移行で、現在勤務している図書館専門員9人の処遇についてもわからないままです。

この間、正規職員の司書職がなくなったために導入された非常勤の図書館支援員が、図書館専門員となり、役割が少し変わりました。石神井図書館は職員が中心となって運営する館、小竹図書館は図書館専門員が中心となって運営する館へと変更がありました。さらに、土日休日の職員勤務をなくし、すべて委託にするなど、運営体制を変化させてきました。
それぞれの検証も無く、委託・民営化方針だからと指定管理者の導入を拡大していくことはやめ、図書館のあり方、図書館協議会の設置などの懸案事項をもっと議論する必要があります。