日大光が丘病院がなくなれば、前提が崩れる地域医療・5大病院構想

2011年7月21日 10時43分 | カテゴリー: 活動報告

地域医療計画策定検討委員会を傍聴して

7月20日に第二回地域医療計画策定検討委員会が開催されたので、傍聴しました。公募区民、学識経験者、医療関係者、区職員で構成する会議体で、日大練馬光が丘病院の委員は欠席でした。

冒頭に日大光が丘病院のことが報告されるのではと考えていたのですが、区側から説明はありませんでした。各論には「日大練馬光が丘病院の現状と将来計画」という項目があるのに、やはり、説明がありません。なぜ?と大いに疑問でした。
1時間半ほど議論があり、終わりに近づいた頃、参加している委員から、なぜ日大光が丘病院について説明が無いのかと質問があり、区が回答する形となりました。

7月4日付けの文書が区長宛に届き、2012年3月末で撤退、終了すると伝えてきたが、区としては支援をしてきており、赤字を理由としての撤退は、納得できない旨の説明がありました。病院の存続、医療機能の維持をしていかなければ、地域医療そのものが崩壊すると。15日の区議会の委員会では、触れられていなかった東京都の見解も報告されました。廃院・新設になると病床確保からの交渉が必要となるため、病床数減になる可能性もあるが、日大練馬光が丘病院の機能、規模を継承する形なら、病床数を確保できるようです。

2010年12月1日の確認文書が交わされてから、引継ぎについてどのような協議が行われてきたのか、明らかにしていくことが必要です。この時点で公表しなかったために、短時間での引継ぎ医療機関の選定となり、受け手に有利な条件での契約になるのではないかと懸念します。引継ぎにむけた協議をしながら、5大病院構想、地域医療の充実を掲げていた区長の責任を問いたいと思います。

地域医療計画に対する医療関係者の委員の発言を聞いていると、区の認識と現状にずれがあるのではないかと感じました。練馬区に必要なのは急性期病院の受け皿となる療養病床をもった病院で、急性期の大型病院ではないとの指摘もありました。5大病院構想も根底から見直しが必要なようです。