「助け合う豊かさ」3.11震災後、どんな社会をめざすのか

2011年9月13日 12時18分 | カテゴリー: 活動報告

暉峻俊子さんの講演を聞いて

生協の企画で、埼玉大学名誉教授 暉峻俊子さんの講演会が行われました。暉峻さんは、練馬区在住で、先日も関越高架下の高齢者センター建設に反対する区民の集会に参加されるなど、地域でも活動されている方です。

震災によって避難所での地域のつながり、助け合いがクローズアップされました。緊急時の助け合いは大事ですが、日常の中にある助け合いについて話がありました。
プライバシーの保護が望まれ、地域のつながりが弱くなっているけれど、プライバシーを守る一方で、地域に出て行き、社会に関わることがなければ、やがて権利を奪われる社会になってしまう。社会に関心を持ち、意見を言っていくことも助け合いであるとの話は、私達の活動にとって元気の出る話でした。

学生の就職が非常に困難になっている。100社にエントリーして、返事がないところも含めすべて断られたとき、落ち込んでやる気を失うのはしかたのないことと思うが、努力が足りないと追い込まれていく生徒がいる。自己責任論が勢いを得ていたときに育ってきた子ども達の自己肯定感が低いことが気になっているとの話もありました。
ホームレス問題でも「生活保護を受け働けるのに働かない」とせめられるが、いす取りゲームのように就職先が人数分無いことから、働きたくても働くことができない人がいることを認めない社会になっているといわれています。

ワークシェアが定着しなかったのはなぜなのか、助け合う社会になるように、皆さんと一緒に活動をすすめていきたいと思いました。

翌日「太田昌国トークIN練馬<9.11>10年そして<3.11>」に参加して、現代企画室編集長である太田さんの話を聞きました。その中で「経済」が社会の判断基準になっていると聞き、前日の自己責任論と経済優先の社会を変えていく必要があると感じました。生活者の視点で、生活優先の政治をめざし続けます。