5病院構想に固執すれば、区民不本意の地域医療計画になってしまうのでは?

2012年4月27日 09時59分 | カテゴリー: 活動報告

練馬区地域医療計画策定検討委員会を傍聴して

練馬光が丘病院の運営が日本大学医学部付属から地域医療振興協会に変わって、初めての委員会が開催されました。新たな地域医療計画の検討案が示されましたが、日大光が丘病院、練馬駅北口ビルに開設予定の病院、新病院構想の扱いについて、厳しい意見がありました。

傍聴して感じた問題点をあげていきます。
○日大光が丘病院について、撤退後の計画になるので、現状として書かれていた部分が削除されました。しかし、委員からは地域医療の実績についての記述は残すべきとの意見がありました。経過の説明に2010年12月の撤退に向けた確認書のことが書かれていないのも問題であると思いました。

○練馬駅北口に建設中のビルに開設予定の回復期・リハビリ病院について、区の係わりが不明確で、地域医療機関との連携についても未知数の病院を載せるべきではないとの意見がありました。第二次医療圏内での移動で病床数は変わらないのに、誤解を招くような表現になっていることも指摘されました。

○500床規模の病院について、委員と区の考えがまったく違うことが明らかになりました。病床確保・医療機能拡充検討委員会で、500床規模の急性期病院ではなく、250床程度の療養型病院を2つ整備すると意見をまとめたのだから、500床規模の記述があるのは納得できないと複数の委員から発言がありました。区長の公約なので掲載しているという説明に、誰のための地域医療計画なのかと、答申に盛り込むのは承知できないと平行線のままでした。

8月、10月の2回で地域医療計画の素案を作成し、11月に区民意見反映制度による意見募集を行う予定ですが、議論が尽くせるのか疑問です。
次回は8月29日です。今日は私も含め6人の傍聴者がいました。多くの方に関心を持ってもらい、傍聴してほしいと思います。