「外環の2」一部事業化中止の要望を国・都・区に提出

2012年6月8日 18時04分 | カテゴリー: 活動報告

大泉ジャンクションから南へ1kmの区間は、外環本線の事業化区域決定され、国から委託を受けた都が用地買収を始めています。本線と地上部街路の「外環の2」の計画線にずれがあり、2度買収にならないようにと言う理由と本線の開削工事で今ある都道が分断されるため道路が必要で、一方通行の狭あい道路を拡幅、改良すると言う理由で道路工事をする、と都は言います。
しかし、相変わらず住民の賛否は分かれたままで、強引に事業化することを見過ごすことはできません。

5月31日は、外環に関わる沿線7区市の自治体議員44名の連名で要望書を提出に行きました。国土交通大臣には事業認可しないようにと、東京都知事には一部事業化の中止を求めました。一部事業化の当該自治体であることから、私が代表として、担当職員に要望書を手渡し、約1時間ヒアリングをしました。

6月8日には、呼びかけに応えてくれた13名の区議会議員による要望書を区長宛で提出しました。以下に全文を掲載します。

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練馬区長 志村 豊志郎 殿
2012年6月8日

「東京都市計画道路 幹線街路 外郭環状線の2」の
一部事業化等の中止を求める要望書

東京都は2012年3月25、26日、練馬区において、「東京都市計画道路 幹線街路 外郭環状線の2(大泉JCT地域)事業概要及び測量説明会」を開催しました。そして、「東京都市計画道路外郭環状線の2」(以下「外環の2」)のうち「目白通り」から「練馬主要区道33号線」(前原交差点)に至る約1km区間について事業認可を申請すると公表しました。

しかし、「外環の2」の都市計画については、道路の必要性やあり方などについて広く意見を聞くとし、廃止も含めて検討中です。東京都が示した見直しの行程に基づき、地域住民が参加しての「外環における地上部街路に関する話し合いの会」が、杉並区、武蔵野市では継続中であり、三鷹市ではまだ開催されていません。このような状況で、大泉JCT地域1kmのみの一部事業化することは、住民合意を無視することであり、認められません。

そもそも、住民は、外環本線地下化によって、地上部での道路計画はなくなったものと考えていました。「外環の2」計画を、青天の霹靂の思いで聞いた住民が数多くいます。

地域住民への周知が不十分で、話し合いも無く進められようとしている「外環の2」一部事業化の申請を中止するよう東京都に求めることを要望します。

「本線の事業区域に一方通行の都道が重なる1km区間だけを、付け替えに合わせて拡幅・改良事業を行う」「現道の無い残り8kmについては、公表したとおり、廃止も含めて検討していくことは変えない」と東京都から説明を受けました。しかし、「外環の2」を前倒しにした事業化にほかならず、このような説明には納得できません。

「練馬区おける地上部街路に関する話し合いの会」では、住民の賛否が分かれ、合意形成はできていません。区が一方的に推進の立場で策定中の「『外環の2』に関する今後の取組方針」を撤回し、地域住民と廃止も含めた検討を行うよう、あわせて要望します。