高速道路・鉄道高架下の保育所!?を見学

2013年8月15日 09時37分 | カテゴリー: 活動報告, 関越道高架下

待機児解消のためならどこに保育所を作ってもいいのか?それは、間違っています。大人の都合ではなく子どもの育つ権利を保障する施設として、子どもにとっての最善の環境を確保することが必要です。

高速道路高架下の認可保育所

また、練馬区では関越道高架下に高齢者センターを作ろうとして、沿道住民や当事者である高齢者からは「陽のあたる場所に作ってほしい」との意見が出ています。高速道路高架下の事例として委員会で紹介された保育所も見てきました。

 
 

高速道路高架下の認可保育所園庭側

ほうんネット(公立保育園民営化問題 保護者の運動交流ネットワーク)のよびかけで、8月10日に鉄道高架下の認可保育所を見に行き、視察した横浜市議の話を聞いてきました。19時の集合前に屏風浦によって高速道路高架下の認可保育所も見てきました。

 

 
 

高速道路高架下の保育所は2階建て、園庭は高架下ではなく隣接していた市有地を活用しています。関越より高く、橋脚と橋脚の間に建物があります。道路の幅も関越道より狭く、建物が高架下からはみ出しています。すぐ近くを鉄道が通っていて、騒音などが懸念される環境です。

高速道路わきの高齢者施設

区が作ろうとしている高齢者センターは、1階建てがぎりぎり建てられる高さ、6車線の広い幅で陽があたらない、橋脚と橋脚の間に通路を作るというものです。屏風浦駅の近くの高齢者施設は、高架下を駐車場として活用し、隣接地に建物が建っていました。いずれにしても騒音や振動など福祉施設の環境として適切なのか疑問です。

 
 

鉄道高架下の認可保育所を見る前に、駅でこの様な柱と柱の間に保育室があり、四角い部屋ではないので、柱にぶつからないように保育士は気を使っているとの話がありました。保育士の労働環境からみても様々な課題があります。

鉄道高架下の認可保育所

 

高架下の幅で道路と道路に挟まれた場所に細長く作られた保育園。金網で囲まれた園庭らしき場所。10分に1本通る急行は速度を緩めることなく大きな音を立てて通り過ぎて行く。間をぬって各駅停車も。これで保育所として認可している横浜市の姿勢を容認できません。入れないよりはマシと環境を選べない子どもと保護者を増やしてはいけないと思います。 

練馬区が待機児数ワースト10に入っていることから、待機児解消加速化プランの参加自治体になりました。横浜市の待機児0(ゼロ)をモデルにするとしていますが、子どもの保育環境を置き去りにして、数だけを確保した待機児0(ゼロ)では解消とはいえません。認証保育所に通いながら認可を希望している子ども、入りたくても入れないからとあきらめている潜在待機児、すべての子どもの保育に目配りした保育施策が必要です。そのためにも子ども・子育て会議に注目し、子どもの最善の利益を保障する子ども・子育て支援事業計画となるように、保護者の皆さん!一緒に声をあげていき ましょう。