関中学校医療拠点訓練を見学して

2013年9月9日 11時39分 | カテゴリー: 活動報告

9月8日は練馬区震災総合訓練として、99か所の小中学校で避難拠点開設訓練が行われ、中村西小では防災フェスタが開催されました。

 

 

 

関中では医療拠点訓練として、避難拠点運営連絡会や関中PTAの参加者が負傷者役となり、柔道接骨師会・薬剤師会・歯科医師会・医師会によるトリアージ訓練が行われ、新設の「医療コーディネーター」である順天堂大学練馬病院の医師も参加しました。災害時には医療救護所10ヵ所、21医療機関で医療活動が行われることになっています。大泉生協病院と田中脳神経外科病院に無線で連絡を取り、救急車で重傷者を運ぶ訓練も行われました。

 

訓練の前に災害時のトリアージについて講習がありました。災害時の医療は「最大多数に最善を尽くす」「適切な患者を、適切な時間に、適切な場所に搬送」の考え方のもとに行われ、通常の優先順位とは違うこともあるとのことでした。医療救護所の役割は、負傷者の状態把握と評価、応急手当です。トリアージは、搬送先の医師によって再評価されます。
トリアージタッグ(写真)は判断記録カード、カルテの代わりになるもので、つける位置は右手首が原則ですが、つけられない場合は、左手首、右足首、左足首、首の順と決まっています。

 

 

昇降口に設置された受付で最初のトリアージが行われました。軽症者は柔道接骨医が待機する部屋に案内されて応急手当を受け、重傷者は担架やストレッチャーで保健室に運ばれ、医師によって二次トリアージが行われました。搬送車に乗せるために、保健室から校庭にストレッチャー で運ぶときに藤棚の柱が邪魔になることがわかりました。「薬剤の保管場所が保健室であったことから、訓練は保健室で行ったが、実際は薬を持って患者の間を回ることになるから調剤の拠点は別にあったほうがよさそうだ」と薬剤師会の方から聞きました。

このように、実際にやってみることでさまざまな課題が見つかり、対策を考えることができます。今回が4か所目の医療救護所訓練とのことで、残り6か所も計画的に取組む必要があります。いつくるかわからない災害に備えておくことの重要性をあらためて感じました。