「はだしのゲン」に関する陳情の審査結果

2013年12月9日 14時21分 | カテゴリー: 活動報告

結果は「特定の図書について、教育委員会が可否を示し、一律に扱わせることはすべきでない」として、すべて不採択でした。「はだしのゲン」の排除と自由閲覧を求める2つの意見に大別できるが、はじめに出された「はだしのゲン」の教育現場からの撤去を求める陳情が出たことで、出されたものなので、一括して扱い、すべて不採択とすることで、教育委員の意見は一致しました。

陳情審査は2日の教育委員会定例会で行われ、傍聴席で傍聴しました。9時40分ごろには、傍聴席18席は埋まりましたが、後から来た傍聴希望者も、9階の傍聴者控室で音声のみですが、傍聴することができました。

学校の図書選定が、公益社団法人全国学校図書館協議会が定めた選定基準を参考に、司書教諭や教員、児童・生徒の一部または全部と幅広く意見を聞き、最近では、学校図書館管理員や学校図書館支援員の意見も参考にして、選書が行われていること。「はだしのゲン」が東京都の青少年健全育成条例の有害図書指定を受けていないこと。教材としては使われていないこと。子どもの質問に対しては、学習指導要領に基づいて回答すること。などが確認されました。子どもの知る権利や学ぶ権利を求める意見には、各委員からは子どもの判断力を養うことが大切で、法律や条例で請願されている有害図書を除いては、排除すべきではないとの見解が示されと受け止めました。

多くの区民の注視する中、慎重に議論され、妥当な判断ではなかったかと感じています。教育委員会の改革は、権限を誰が握るかではなく、教育委員会事務局が積極的に情報を教育委員に伝え、首長サイドに左右されることなく機能することです。そのためには、教育委員会を市民が傍聴し、陳情などで活発な議論を促していくことが必要です。

 詳細については別途報告しますが、大泉第二中学校を分断する道路について、学校の真ん中を盛り上げて、道路を通すという最悪の案で進もうとしています。教育委員会に報告されず、教育環境の確保について検証も検討もされないまま、10日の保護者説明会、13~15日のオープンハウスが開かれます。これこそ、教育委員会を軽視しています。教育環境の確保を望む区民を無視して道路ありきで進む区の姿勢を認めるわけにはいきません。