「都市計画道路の見直しにおける論点」の学習会で練馬の道路問題を報告

2014年1月24日 12時19分 | カテゴリー: 活動報告

 東京・生活者ネットワークの議員連絡会では、都議・区議・市議が共通の課題について学習したり、意見交換したりしています。115日のテーマは都市計画道路。前回の小平市の都市計画道路328号府中所沢線の住民投票取組み報告を受け、他の自治体でも道路問題があると問題提起があり、東京都の次期計画策定について現状や市民参加について学習し、課題を共有しました。練馬区で、外環道・外環の地上部街路・大二中を分断する道路の3つの道路について、地域住民との合意形成ができず、対立が続いていることを報告しました。

 ◇学習会「都市計画道路の見直しにおける論点」~区部、多摩地域の「整備方針」と「優先整備路線」の現状を踏まえて~講師:伊藤久雄さん(認定NPO法人まちぽっと理事)

1946年に戦災復興として都市計画決定されながら、未完成、未認可(未着手)の路線が多数存在しています。その中から、2015年度までに着手する優先整備路線を指定して、事業を進めています。さらに、東日本大震災後に防災上必要として、特定整備路線を28区間・約26㎞選定しました。急に動き出した道路計画が、品川区では問題になっています。次期の計画に向けて、都市計画決定手続きに市民参加をより一層すすめていくことが課題です。 

◇自治体の状況

◎東京都都市整備局へのヒアリング報告~「東京都における都市計画道路の整備方針(仮称)」について~山内玲子(都議会生活者ネットワーク) 

次期計画の策定に向けて、都・区策定検討会議、都・市策定検討会議、都の庁内検討会、特別区検討会、市町検討会、専門アドバイザー委員会が、非公開で開催されていると報告がありました。検討段階に応じてパブリックコメントを実施予定で、前回同様「中間のまとめ」や「整備方針(案)」などの時点で実施されるのではないかとのことでした。  

◎一般質問「都市計画マスタープランの策定と都市計画道路の整備について」~都市計画道路西349号線の進捗状況と次期事業化計画策定における市民参加について~大友禾弘子(西東京・生活者ネットワーク) 

一般質問で、道路が造られることにより、東京大学生態調和農学機構西東京キャンパスの緑の一部が失われることや、新たな道路計画を都市マスタープランの中で位置づけようとしていることに対する懸念を取り上げたことの報告がありました。市民への情報公開、理解を得る努力を求めています。  

◎練馬区における道路行政について~外環道・外環の地上部街路・大二中を分断する道路問題と市民の取組~菊地靖枝(練馬・生活者ネットワーク)

外環道が住民合意の努力を放棄して進められていて、特に青梅街道インターチェンジについて、用地測量を町会が拒否していること。外環の地上部街路について、杉並区、武蔵野市の話し合いがつづいているのに、練馬区だけの複数案が示され、地域住民の皆さんと一緒に街頭でアピールしたり、都庁に抗議に行ったこと。大泉第二中学校が交差点の計画上にあり、教育環境の確保を優先するよう求めてきたが、高さ5m幅約100mのトンネル状の人工地盤をかぶせて校庭に道路を通そうとしていること。これも地域住民や保護者から反対の陳情が議会に出ています。とにかく道路を造りたい練馬区の姿勢に問題があることなどを報告しました。