前泊博盛さんに聞く―米軍基地問題と私たちの暮らし

2014年2月3日 13時00分 | カテゴリー: 活動報告

「沖縄県の人口は?」「沖縄県の完全失業率は?」すぐに答えられますか?配られた「ウチナーンチュ検定(2014年度版)」の冒頭の質問です。全部で30問ありますが、講演を聞きながら埋められた項目があるものの、申し訳ないぐらいわかりませんでした。早速調べてうめてみましたが・・・最後の2問は本当に難題です。

 

 

この検定は、130日の東京・生活者ネットワークの学習会、前泊博盛さんの講演「本当は、『憲法』よりも大切な『日米地位協定』」で配られました。「えっ、憲法よりも大切?」と思うかもしれませんが、この地位協定によって米軍基地内が治外法権になっていることが、沖縄の暮らしの安全を脅かしているのです。「2米兵暴行事件:出国 間一髪で逮捕を覚えていますか。基地内に逃げ込んでいたら、罪に問われないとの意識があったことは明白です。地位協定を変えなくても法適用をできるようにすることはできるとの話でした。

それともう一つ、印象に残ったのは「基地に頼らなければ沖縄の経済が破綻する」というのは、真実でないということです。基地の経済効果は約5%で、嘉手納基地の滑走路を1本、民間利用できればリゾート地にも近くかなりの経済効果があるとの話がありました。

辺野古の新設、普天間の撤退の話もいつの間にか普天間を辺野古に移設と話がすり替えられたということです。「ABか」を問われるとどちらかを選ぼうとしてしまいがちですが、どちらも違うという選択肢があるとの指摘がありました。普天間にも辺野古にも基地は必要ないのです。

さて、検定に話を戻します。最後の2問・・・

問29「日本は『独立国家』ですか?(はい・いいえ)」

「はい」だと思っていました。しかし、調べてみたら「サンフランシスコ講和条約」を訳してみると日本を国家として認める記述がないという説がでてきて、迷ってしまいました。

問30「沖縄は『日本』ですか?(はい・いいえ)」

自信をもって答えられない自分を歯がゆく思います。沖縄の歴史は琉球王国→沖縄県→琉球政府(戦後のアメリカ統治下)→沖縄県です。基地のマイナス面の報道が少なく遠く離れた地とはいえ、私たちナイチャーの意識が沖縄に向いていないことが問題と改めて感じました。