調査結果を踏まえ、豊洲市場移転の見直しを

2017年1月17日 12時29分 | カテゴリー: 活動報告

1月14日の「豊洲市場における土壌汚染対策等に関する専門家会議」に、第9回地下水モニタリング調査結果が報告されました。72か所から環境基準を超えるベンゼンなど有害物質が検出されました。原因究明や詳細な調査をするとともに、豊洲市場移転の白紙撤回を含め、抜本的な見直しを検討する必要があります。

1月16日に都議会生活者ネットワークは、小池都知事に「豊洲市場移転の白紙撤回を含む抜本的見直しを求める申し入れ」を行いました。

 

      豊洲市場移転の白紙撤回を含む抜本的見直しを求める申し入れ

2017年1月14日、豊洲市場土壌汚染対策工事の完了から2年にわたり、都が実施している地下水モニタリング調査の最後となる9回目の調査結果において、72か所から、基準値を超える有害物質が検出されたことが明らかになりました。

基準値を超える有害物質の検出は、盛り土のあるなし以前に、過去の東京ガス工場の操業に由来する土壌汚染の除去対策が充分ではなかったことを意味します。また、7回目までの結果と今回の数値が大幅にかい離していることから、これまでの調査の方法、内容が適切であったのかも疑わざるを得ません。

これまで都議会において、生活者ネットワークは、環境基準をクリアする成果を得たとしても、食べ物を扱う施設としての市民の安全・安心のレベルには達しえないとして、豊洲を移転先とすることに異を唱えてまいりました。しかし、安全・安心レベルどころか、最低条件ともいえる環境基準が達成できていないことは、重大な瑕疵であると考えます。

生活者ネットワークは、食の安全・安心が確保される市場整備の実現のために、都知事をはじめ、都が全力を挙げて取り組むことを求め、以下のとおり、申し入れを行います。

1.今回のモニタリング調査における汚染検出の原因を解明し、さらに詳細な調査を行い、その結果を都民に速やかに公表すること。

2.豊洲市場移転の白紙撤回を含め、抜本的な見直しを検討すること。